おとこの台所・桜新町の花見会 〜 2018

4月5日(木)、おとこの台所・桜新町の恒例の花見会。桜新町の老童19人が自前の花見弁当を抱えて砧公園へ繰り出しました。
今年の桜は開花が早く、ほとんど花は散っていましたが、一本だけ咲いていました。
♬お酒飲む人、花なら蕾(つぼみ)。今日もさけ、さけ、明日もさけ♬
柏木代表の都々逸で開宴。
粋ですね。
<粋>という字。江戸では、「いき」と読みます。
上方では、「すい」と読むらしいですね。
話は飛びますが、江戸は、接頭語として「小(こ)」を良く使ったらしい。
”小粋(こいき)”をはじめとして、”小ぎれい”、”こざっぱり”、”小憎らしい”、”小首を傾げる”、”小手をかざす”、等々。
一歩下がった謙虚な表現のなかに、粋(いき)が感じられます。
粋の話のついでに、上方の粋(すい)の反対は不粋(ぶすい)ですが、江戸の粋(いき)の反対語は何でしょう?
それを聞くのは、”野暮”ってものでござんす。
(岡元正史 記)


花見弁当


花見